今までに数多くのペットアレルギーに関する代理にお答えしてきましたが、今回の点は最も難しい問題といえます。
ご自分のお子さんがペットアレルギーである場合と、甥御さんである場合では、ペットアレルギーに関する姿勢に差が出てきます。
さて、お話しによれば甥御さんは猫アレルギーのために喘息発作がひどくなり、入院したということですが、そのような事実があり、また検査でも猫に対する抗体が陽性であれば、猫の住んでいる住居を訪れることにより、喘息が誘発される確率は高いといえます。
一方では、数年前にアメリカでは特定の遺伝子を持った人たちは、猫を飼っていると猫アレルギーが軽くなるという論文が発表されました。世界中で大反響となり、数多くの施設で同様の研究が行われました。しかし残念ながらその結果を肯定する論文はひとつもありませんでした。このことはその論文がウソというわけではありません。遺伝子の研究の場合、たまたまそれを調べた集団がそうだったという場合が少なくありません。特にアレルギー性疾患のように複数の遺伝子が関与していると考えられる疾患では、このようなことをよく起きるといえます。事実、臨床的にはでネコを飼い続けていると、症状があまり重くならないで済むという患者さんは時に見られます。
しかしながら今回、甥御さんは、実際に猫により発作が誘発されている訳ですので、いかにネコを清潔にしても、原因物質はゼロには出来ません。甥御さんがそこにくれば喘息発作が起きる可能性は否定できません。その確率をおそらく6発に1発あたるロシアンルーレットよりもちょっと高い確率であるといえるでしょうか。
今回の関係者の方たちが置かれている状況というのは、このような状況だと私は考えます。今後どのようにするかは、よく関係者の間で話し合っていただくということになると思います。
私は猫に同情していないわけではありません。軽井沢で拾われた2匹の猫もかなりかわいそうではあると感じています。
今回の問題の解決にあたって、それぞれの問題点をランク付けして、何が最も重要であるかという観点からを判断されると良いと思います。
今回のケースは私がお答えしてきた猫アレルギーの中で最も難しい問題だといえます。皆様がこのような状況に陥ってしまったことについて、私は大変に同情しております。
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| 10/2 再確認 |
詳しい回答どうもありがとうございました。 とても参考になりました。 確かに自分の子供と、甥、孫がペットアレルギーの場合は差が出てきているのは事実です。
1点確認したいのですが、甥は猫アレルギーの為に喘息がでて入院した訳ではないのです。 猫アレルギーの症状はでておりましたが(目が赤くなる等、その際は喘息はおきませんでした)、喘息が起きたのは前述通り「夏休みの林間学校」の後です。 それでも回答の内容は同じになりますでしょうか? 大変お手数では御座いますが、再度教えて頂けませんでしょうか?
一緒に猫を拾った祖母(88歳)が、くもまっか出血で昨夜が倒れ、現在時間の問題です。 最近はこじれてしまった、実家の母、私と姉を心配していたそうで、自分のマンションに暫く置いておこうか、と言ってくれていたそうで、倒れる2日前にも姉のところを訪れて話をしてくれていたそうです。 私は出来る限りのことは調べていきたいのです。 また私事ではございますが、私は2週間後に入院し出産を控えており、実際他の病院には足を運んで話を聞くのが困難な状況です。
申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い致します。 |
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| 10/3 回答メール |
| 眼が赤くなるというのは、ネコによるアレルギー性結膜炎でしょう。症状が進むと、アレルギー性鼻炎、さらに最悪の場合は、喘息へ移行するリスクはあります。そのリスクがロシアンルーレットといえます。其のリスクは、6発に1発はだ弾丸が入っているとお考えになると良いでしょう。 |