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NO.1129

Q1128 甥の小児喘息(猫アレルギー)
(2007.9.23・東京都目黒区・H.Nさん・31歳・女性) 

8歳の甥が喘息で今年の夏入院。
林間学校でキャンプファイヤー等をやり、初めて喘息を発症、入院しました。
その前にもお友達の家で猫アレルギーは出ていたそうです。
その後、私と母が避暑地で捨て猫(2匹)を見つけ、1ヶ月ほど見ていたら置いてくる事が出来ず、東京に持って帰り、実家で飼う事となりました。
ところがそれに姉が大激怒。
追い討ちをかけるように主治医の先生も「猫は猛毒だ、なんでお母さん持ち帰ってしまったのでしょう!?」と言い、甥は実家に遊びに行くのは勿論のこと、姉も姪(7歳)も遊びに来るのは駄目(猫の毛がくっつくので)、その上一度飼ってしまったらすぐ手放しても猫の毛が浮遊しているから、5年間(!)は遊びには来れないということです。
姉も実家には甥は1ヶ月に1回くらい(泊まりは3ヶ月に1回、1泊)遊びに来ており、その楽しみを奪った私と母を非常に責めて、一日でも早く手放して(捨ててほしい)ということを言っています。
姉の気持ちも分かるのですが、インターネット等で調べると、喘息が出ても努力をして共存までしている方の話も
あり、甥や姉が遊びに来れる環境作りができないものか、と考えています。
今は私も足繁く実家に通い、母と一緒に掃除機の上、雑巾がけ、コロコロも気付いたらやり、空気清浄機も購入しました。猫もブラッシング、濡れタオルで一日3回拭く等の努力はしています。
猫達は殆ど2階の元私の部屋にいて、一日通して3時間程しかリビング、階段等には出しません。(和室、寝室などには一歩もいれません)
猫が喘息にはいけないことも分かっているのですが、どうにか手立てがないかと考えています。
主治医の先生が言っているように、姉が実家に来る事すら危険なのでしょうか?、、、
実際先日着て(洋服は着替えていましたが)、帰って甥と接しても問題はなかったようです。
アドバイスよろしくお願い致します。


ジャンル:ネコアレルギー A1128


今までに数多くのペットアレルギーに関する代理にお答えしてきましたが、今回の点は最も難しい問題といえます。

ご自分のお子さんがペットアレルギーである場合と、甥御さんである場合では、ペットアレルギーに関する姿勢に差が出てきます。

さて、お話しによれば甥御さんは猫アレルギーのために喘息発作がひどくなり、入院したということですが、そのような事実があり、また検査でも猫に対する抗体が陽性であれば、猫の住んでいる住居を訪れることにより、喘息が誘発される確率は高いといえます。

一方では、数年前にアメリカでは特定の遺伝子を持った人たちは、猫を飼っていると猫アレルギーが軽くなるという論文が発表されました。世界中で大反響となり、数多くの施設で同様の研究が行われました。しかし残念ながらその結果を肯定する論文はひとつもありませんでした。このことはその論文がウソというわけではありません。遺伝子の研究の場合、たまたまそれを調べた集団がそうだったという場合が少なくありません。特にアレルギー性疾患のように複数の遺伝子が関与していると考えられる疾患では、このようなことをよく起きるといえます。事実、臨床的にはでネコを飼い続けていると、症状があまり重くならないで済むという患者さんは時に見られます。

しかしながら今回、甥御さんは、実際に猫により発作が誘発されている訳ですので、いかにネコを清潔にしても、原因物質はゼロには出来ません。甥御さんがそこにくれば喘息発作が起きる可能性は否定できません。その確率をおそらく6発に1発あたるロシアンルーレットよりもちょっと高い確率であるといえるでしょうか。

今回の関係者の方たちが置かれている状況というのは、このような状況だと私は考えます。今後どのようにするかは、よく関係者の間で話し合っていただくということになると思います。

私は猫に同情していないわけではありません。軽井沢で拾われた2匹の猫もかなりかわいそうではあると感じています。

今回の問題の解決にあたって、それぞれの問題点をランク付けして、何が最も重要であるかという観点からを判断されると良いと思います。

今回のケースは私がお答えしてきた猫アレルギーの中で最も難しい問題だといえます。皆様がこのような状況に陥ってしまったことについて、私は大変に同情しております。
10/2 再確認
詳しい回答どうもありがとうございました。
とても参考になりました。
確かに自分の子供と、甥、孫がペットアレルギーの場合は差が出てきているのは事実です。

1点確認したいのですが、甥は猫アレルギーの為に喘息がでて入院した訳ではないのです。
猫アレルギーの症状はでておりましたが(目が赤くなる等、その際は喘息はおきませんでした)、喘息が起きたのは前述通り「夏休みの林間学校」の後です。
それでも回答の内容は同じになりますでしょうか?
大変お手数では御座いますが、再度教えて頂けませんでしょうか?

一緒に猫を拾った祖母(88歳)が、くもまっか出血で昨夜が倒れ、現在時間の問題です。
最近はこじれてしまった、実家の母、私と姉を心配していたそうで、自分のマンションに暫く置いておこうか、と言ってくれていたそうで、倒れる2日前にも姉のところを訪れて話をしてくれていたそうです。
私は出来る限りのことは調べていきたいのです。
また私事ではございますが、私は2週間後に入院し出産を控えており、実際他の病院には足を運んで話を聞くのが困難な状況です。

申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い致します。
10/3 回答メール
眼が赤くなるというのは、ネコによるアレルギー性結膜炎でしょう。症状が進むと、アレルギー性鼻炎、さらに最悪の場合は、喘息へ移行するリスクはあります。そのリスクがロシアンルーレットといえます。其のリスクは、6発に1発はだ弾丸が入っているとお考えになると良いでしょう。 


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