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| NO.1194 |
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| (2008.3.2・茨城県日立市・M.Oさん・34歳・女性) |
4ヶ月前より、仙腸関節炎の激痛のため整形外科に週2回通院し、月曜日はトリガーポイント注射、木曜日は透視下で造影剤を使用し、仙腸関節ブロックをやってもらって疼痛コントロールを行っています。
通院生活1ヶ月を過ぎたあたりから、全身浮腫と末梢循環障害が出現し、四肢冷感とチアノーゼが著明で冷え性みたいな状態で、手足の感覚が乏しくなり、しだいに味覚障害や意識が遠のく感じが出現していました。食べたり飲んだり、運動すると余計に症状が悪化し、便秘と胃もたれで腸蠕動も悪い感じでした。
採血してもらっても、内科・脳外科・代謝内科で診てもらっても異常なしといわれて途方にくれていました。
たぶん造影剤か麻酔薬の影響かと考え、水分を多く摂る様にしたら急激にめまいと呼吸困難が出現し、呼吸停止で搬送されました。
病院では、アナフィラキシーショックとして扱われ、たくさん点滴して抗ヒスタミン薬とステロイドを使ってもらったら、すっかり以前のような症状が消えましたがその後、またその症状は戻ってきてしまい苦しんでいます。
現在、注射はすべて2月18日以降中止していますが、症状が改善していません。
食べる・飲む・運動するといった時に酷くなります。
また、ブロックで麻酔が効いていた部位は引きちぎられるような痛みと麻酔後のようなしびれ感があります。
ちなみに注射には、キシロカイン・マーカイン・オムニパークを使用していました。
すがるような思いで質問させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。 |
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| ジャンル:薬アレルギー(髄注した鎮痛薬) |
A1193 |
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髄注した鎮痛剤(3つのどれか、または複数の薬剤)によるアナフィラキシーでしょう。 症状発現に時間がかかったのは、髄腔には血管が少ないため、血流に薬が入って行くには、時間かかかったためでしょう。 他の薬に変更できない場合には、そのお薬を症状の出ない程度の少量を連日注射してゆく、減感作療法があります。 しかしこれは、広く行われているスギ花粉症に行われる減感作療法に比べると、今回の場合、アナフィラキシーの可能性は非常に高く、入院して、しかもこのタイプのアレルギー反応の管理に慣れている施設であることが必須です。
次の可能性としては、Novartis (ノバルティス)という製薬会社から数年後に発売されるゾレア(商品名)という薬です。これは抗IgE抗体の注射です。 アレルギー反応を起こすIgEという免疫グロブリンを中和するものです。私たちが、数年かけて、花粉症、ついで抗原が明らかな喘息(例えばペットアレルギーで呼吸困難になるような喘息など)に治験を行い、良好な結果を得ました。数年後に発売されます。 しかし、あなたの体内に注射する抗原量の多い今回の場合に有効かどうかは、なんともいえません。
申し訳ないのですが、今行っていらっしゃる理学療法(温熱)が現時点では最善と考えられます。
難しいケースのため、いろいろ文献やデータを調べ、過去の経験などを振り返り、考えていたので、お返事が大変遅れて、申し訳ありませんでした。お大事に。 |
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